読解力に合わせて、連番のタスクリストにして送ろう
テレワークで通勤時間がなくなって喜んだものの、コミュニケーションコストがかかるのを感じることはありませんか。
若手のチームメンバと、チャットしても伝わらない、依頼したことの一部しかやってこない、ということに悩んでいましたが、ちょっとしたことで解消!!
番号を振って箇条書きにしてみるだけ
例えば、チャットなので口語体で書いて送ることが多かったのです。
こんな感じ。
過去のXX資料をXXからダウンロードして、その中のXXを参考にして、最新データをマージ。その後、部長に確認してから関係者にメールしてね。
わかりました。
と返事がくるわけですが、その後、でびっくり。
マージ後にセルフチェックせず完成とし、部長チェックなく、関係者に展開してしまうわけです・・・
えーーー!ちょっと間違っているデータがメールされてますけどーーー!
慌てて訂正・削除依頼メールを書かせる・・・。
トホホ。
そこで、以下のように箇条書きにしたところ、ミスが減りました。
言わずともやるだろう、という期待を捨てて、セルフチェックも書きます。
1.過去のXX資料をXXからダウンロード
2.その中のXXを参考にして、最新データをマージする
3.資料のデータをセルフチェック(できればプリントアウトして突き合わせ)
4.部長に査閲を申し入れ
5.部長の承認後、関係者にメールで展開
このようにしたところ、ミスが格段に減りました!!
正直、ちょっとめんどくさいな・・・と思っていましたが、訂正工数を考えると、タスク化して依頼した方がトータル早いです。
ウチの若手だけでなく、若者全般の現象なのかも!
そもそも、手順・タスク抜けが起こるのはなぜなんだろうか・・・と考えてみると、過去に読んだ本に考えるヒントがありました。
「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」 新井 紀子(著)
全国2万5000人を対象にした読解力調査では恐るべき実態が判明した。
3人に1人が、簡単な文章が読めない。
Kindle Unlimitedなら無料で読めます
そうか、読解力が落ちているのか・・・。
となんとなく納得。
イラっとする気持ちも無くなりました。
その後、淡々と箇条書きにして、番号を振って、チャットで指示をする毎日を送っております。
情報を得ると、見方が変わって、違う結論を得られる、心が落ち着く、という見本だと思いました。
凪な感じで仕事したいな〜と思ってます。では!
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