お金

世帯所得1500万円までは、幸福度が上がるそう!

調査

お金が運んでくる幸福について

世帯年収が1500万円まで、年収が増えると幸福度が上がる。
また、保有資産は2000万円、金融資産は1億円まで資産額が増えると幸福度が上昇する。
ということは、そのあたりを目標にして頑張りすぎないことも大事なのかも?

10年前の古い調査本ですが、読んでみたら目からうろこ!

「日本の幸福度」日本評論社(2010年7月発行)では、
所得や職業、性別、宗教、地域、嗜好、など様々な観点から、有意に幸せに影響する要因を論じた本でした。

特に、お金に関する部分が面白くて、ついつい熟読してしまいました。

まず、所得ですが、世帯所得が1500万円までは所得とともに幸福度が上がるそう。
ただ、超えると低下する場合もあるそうなので、二馬力で1500万円くらいを目指すのがいいかもですね。

次に、住宅や土地などの保有資産額はと幸福の関係です。
資産額が2000万円までは資産額が増えると幸福度が上昇する関係が確認できる。
しかしそれを超えると幸福度に影響を与えないそう。

さらに、金融資産の場合には、金融資産額が多いほど幸福度が緩やかに高くなっていく。
ただ、1億円以上は効用が飽和するそう。
貯金や株式・債権、投資信託などは、気にせず増やして大丈夫そうですね!

その他に、
飲酒は少量飲む人の幸福度が最も高い、
学歴が高い人の方が幸福度が高い、
職業は、ホワイトカラーの方が幸福度が高い、
などなど、面白い統計がありました。

残念ながら10年前の本なので、
令和時代の幸せが調査されていたら、またレポートしますね!